18 歳 か ら         from 18
は じ め る

憲 法

 

 水島朝穂

法律文化社 2010年(第2版、2016年)  

表紙

  
   〈18歳から〉シリーズ 第1弾!

   「現場へのこだわり」「何のための憲法か」「原点からものをみる」
  という3つの視線から、抽象的な憲法の世界をわかりやすく解説する。
  水島憲法学のエッセンスを次世代の18歳に伝授する。

                            (法律文化社サイトより)

   さらに、グッズや現場の写真・図表のヴィジュアルでも、わかりやすく。
  もっと学びたいひとのためにも、文献、用語の解説でも、やや深く。

書評などは下記

 はしがき

 第I部 総論――憲法の場へ(再)入門

 序 憲法を学ぶ視線
  1 立憲主義ってなに?
  2 憲法前文から読みとる
  3 憲法は誰が守る?
  4 憲法の補則から見えるもの
  5 国民主権と18歳選挙権――あなたがこの国の主人公だというけれど
  6 象徴天皇制、その無意味の有意味
  7 なぜ「第9条」は必要なの?
  8 「安全」vs.自由

 第II部 人権論――個人の権利を保つこと

  9 人権とは?――その語られる場とは?
 10 人権はどのようにして発展してきたの?――「人権」物語
 11 人権と「公共の福祉」との微妙な関係
 12 人権は法人にも保障されるの?
 13 人権と感染症から見える「特別権力関係」
 14 平等原則の前線――女性も戦場へ行った
 15 プライバシー権――生活調査とIT社会
 16 思想・良心の自由――内申書裁判で問われたこと
 17 信教の自由と政教分離――何を信じてもいいけれど
 18 表現の自由と国際人権条約
 19 表現の自由と「わいせつ」
 20 学問の自由――なぜ大学の自治も大切なの?
 21 なぜ「家族」も憲法の条文にあるの?
 22 生存権――朝日訴訟から半世紀のリアリティ
 23 教育を受ける権利――子どもの視点から
 24 勤労権と労働基本権――「格差社会」での現代的意味
 25 財産権――不可侵性と「公共の福祉」の間で
 26 人身の自由と刑事手続――権力は間違うから
 27 拷問は絶対禁止?
 28 参政権――外国人と、どう考える?

 第III部 統治機構論――国家の権力を分けるしくみ

 29 国会の二院制とは――参議院はいらない?
 30 国会議員の不逮捕特権はいらない?
 31 国政調査権――接待漬け元次官の証人喚問から
 32 内閣と行政とは――首相は誰が選ぶ?
 33 司法の独立とは――裁判官の職権の独立は?
 34 裁判官弾劾裁判所なんていらない?
 35 違憲審査制の意味―「裁判官としてあたりまえのことを」
 36 財政立憲主義と財政民主主義
 37 地方自治の可能性――沖縄が問い続ける現実
 38 憲法保障を考える意味――「憲法の番人」は誰?
 39 憲法改正をどう考える?
      ――18歳からはじめる議論に期待する

***TOPICS***

【書評】市川正人「憲法現実にこだわる憲法の正統派入門書」
ライブラリー[ブック・レビュー]『18歳からはじめる憲法』

法学セミナー672号(2010年12月号)28頁

【紹介】〈18歳から〉シリーズ
出版ニュース2010年9月中旬号〔情報区〕
出版ニュース社

【書評】書籍『18歳からはじめる憲法』
憲法情報Now<憲法関連書籍・論文>2010年8月9日
法学館憲法研究所

【紹介】「学問のおもしろさを知る、そして、考える」
〔今日のサンヤツ〕
朝日新聞2010年7月22日東京本社版、大阪・名古屋・西部本社版7月24日

【紹介】「『憲法とは何か』を多角的に考える」
東進ハイスクールPresents「大学学部研究会」推薦・参考図書

【コラム】「『18歳からはじめる憲法』編集雑感」
法律文化社(掛川)

【書評】 「書籍『18歳からはじめる憲法〔第2版〕』 」
憲法情報Now<憲法関連書籍・論文>2016年5月30日
法学館憲法研究所

 

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